16:キャプチャーボード

更新日:11.10.23

内蔵型  外付け

概要

外部から映像を取り込むためのもので
PC上で、TVゲームをプレイ録画したり、TVや録画機を視聴できる。

アナログTV搭載パソコンの場合、接続端子に コンポジット(黄白赤)が多く
その場合キャプチャーボードは不要だが
自分にとって納得できるものかは不明。

内蔵と外付け

 内蔵は、省スペース性があり、性能も良いが、そのPC専用になってしまう。
 外付けは、場所を取り、性能もそれなりだが、PCを選ばず使用できる。

アナログとデジタルの違い

アナログ
 ・接続端子に コンポジット(黄白赤)が付いていることが多く
  その場合、新旧さまざまな機器に対応可能。

 ・TVチューナー付きの場合、アナログTVの視聴録画も可能だったが。
  2011年7/25日、アナログ放送の終了と同時に
  TVチューナーの有無に関わらず、TVの視聴録画は出来なくなった。

 ・接続端子の性能順 HDMI > コンポーネント/D > S > コンポジット(黄白赤)

地デジ
 ・PC上で、地デジの視聴録画を可能にするもの。
  地デジを視聴するには、モニターHDCP グラボHDCP&COPPに対応している必要がある。
 (地デジを視聴録画する場合、デュアルCPU2.7Ghzぐらい高性能なPCでないといけない)

 ・一部を除き、基本的には接続端子が備わっていない為
  アナログ機のように、PC上でTVゲームをプレイ録画したり
  録画機を再生したりといったことは出来ないので要注意。

ラグ(コマ落ち)を軽減する方法。

 1・ダイレクトオーバーレイ もしくはダイレクトプレビュー機能がある製品を使用する。
  (性能としては、オーバーレイ>プレビュー。)

 2・ハードウェア処理の製品は、PCへの負荷が無く、コマ落ちも発生しませんが
    ゲームする際、キーの入力に必ず遅延が発生します。
   (例:下ボタンを押した2秒後に自キャラが下に移動するといった感じ)
   ソフトウェア処理の製品は、CPU性能に依存する為、
    高性能CPUだと、コマ落ちも遅延も問題ありませんが
    低性能CPUだと、コマ落ちが発生し、カクカクした映像に仕上がってしまいます。

 3・TVゲームの場合、本来なら「PC --- キャプチャーボード --- ゲーム機」と接続するのを
  「PC --- キャプチャーボード --- TV --- ゲーム機」と接続する。
   尚、この方法で接続する場合、各映像端子ケーブルを統一しなければならない。
   例えばゲーム機とTVをHDMIで繋いだら、TVとキャプチャボードもHDMIで繋ぐ必要がある。

 まとめ
  何がしたいのかで、購入する商品や接続法は変わってきます。
  ・PC性能の善し悪しに関係なく、どんなPCでも対応できるのは、
   外付け+ハードウェア処理の商品です。ゲームの遅延はTVを介して接続すれば解決します。

  ・高性能なCPUを持つPCなら、外付け+ソフトウェア処理のを選んでください。
   TVを介することなく、今使っているPCで処理を済ませられるはずです。
   もし思ってたのと違い、遅延などが発生したら、TVを介して接続すれば遅延問題は解決する筈です。

オススメ製品

ハードウェア処理(アナログ)
  • 内蔵 約6000円 GV-MVP/GX2 GV-MVP/GX2(IO-DATA) TVチューナー付 ダイレクトプレビュー搭載 PCI接続
  • 外付 約8000円 GV-MDVD3 GV-MDVD3(IO-DATA) USB接続

    ソフトウェア処理(アナログ)
  • 外付 約3600円 SD-USB2CUP4 SD-USB2CUP4(必殺捕獲術) コンポーネント/D端子付き<PSP2000-3000対応> USB接続


    また内蔵型のノイズを軽減するものとして、こんなものもある。
  • 約1800円 シールドボード NO-PCI シールドボード NO-PCI(玄人志向)
  • 約2600円 シールドボード NO-PCI-EXPRESS シールドボード NO-PCI-EXPRESS(玄人志向)
    効果のほどは、環境によりけりらしい。


         

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